WordPressで作ったサイトを複製
サイトを作って、ある程度記事数とアクセス数を集めることができるようになったら、そこからは次のステップであるWordPressサイトで作ったサイトの複製です。
サイトの数で収益を増やす方法ですね。
当たる「サイトコンテンツ」や「キーワード」は、数を作ってみて初めて分かることがたくさんあります。
とはいえ、全て手作業でWordPressサイトの複製を行うのは骨が折れる作業です。
もし同じデザイン、同じプラグインを使用し、タイトルやディスクリプション、medi8やAdSense、ASPで提携した広告のリンクやアクセスの解析ツールを変えるだけであれば、WordPressにはサイトの複製にとても便利なプラグインがあります。
プラグイン名は、”Duplicator”。
サイトのお引越しなどにもよく使われていますね。
具体的な複製方法は後ほどご紹介しますが、まず、忘れてはいけない事柄があります。
独自ドメインの追加
AdSenseは独自ドメインを使用していないと広告掲載のための審査を受けることすらできません。
ドメイン取得費はそこまで金額がかかるものではないので、現在使用しているドメインにサブドメインを追加してサイトを作るのではなく、新たにドメインを取得するようにしましょう。
medi8は強力な武器ですが、AdSenseが最強なのは間違いありません。


コツさえつかめば、費用が安いドメインであればすぐに元を取ることができます。
そして、AdSenseの審査を突破することもできます。
medi8で収益をプラスオンすることも可能です。
ただ、その最初のステップをサブドメインからスタートしてしまうと、AdSenseが使えないため、後から取得した独自ドメインへの引越しに時間がかかり、画像や文字のレイアウトが崩れて修正が必要になることがある、などの余計な手間が発生してしまう可能性があります。
余計な手間の発生は私の経験談なのですが、そのような非効率的な時間を使うぐらいであれば、初めから独自ドメインを取得することをおすすめします。
ドメイン取得は、お名前.comです。
▼お名前.com▼
サーバーに設定できるドメイン数の確認
サーバーに設定できるドメイン数を確認しておくことも重要です。
例えば、当サイトでおすすめしているエックスサーバーであれば、マルチドメイン数は無制限です。
つまりいくつでも独自ドメインを追加することが可能!ということですね。
サーバーの容量が200GB(X10プランの場合)なので、無制限といってもいつか限界は来ますが・・・
ただ、200GBを使い切るほどサイトを量産することはなかなか難しいので、X10プランで十分だと思いますし、サーバーの自動バックアップ機能やサポートの質、WordPressで作ったサイトのサクサク動く感じというか処理速度を考えると、エックスサーバーを選んでおくのが良いように思います。
もしまだ量産前であれば、早めにエックスサーバーにお引越しをおすすめします。
▼エックスサーバー▼
お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使用する方法はこちら。

Duplicatorの使い方
事前準備が完了したら、WordPressで複製元になるテンプレートを1つ作ります。
【テンプレートで作る内容】
- テーマ(デザイン)選択
- 使用するプラグインのインストールと設定
- 広告を掲載する位置をウィジェットで設定
これだけでO.K.です。
サイトのタイトルやディスクリプションなどは複製後のサイトで新たに考えることになるので、この時点では必要ありません。
私は複製元のサイトのタイトルは「テンプレート」にしています。
テンプレートのサイトに”Duplicator”をインストール
テンプレートのサイトにまずは“Duplicator”をインストールしましょう。
特別な設定は必要なく、だた単にインストールするのみで問題ありません。
インストーラーファイルとアーカイブファイルを作成
“Duplicator”のインストールが完了すると、ダッシュボードに“Duplicator”という項目が表示されます。
選択して、”Create New”をクリックしましょう。
ファイル名を選択する画面が出てきます。
ここでは特に何もせず、”Next”をクリックで問題ありません。
もちろんファイル名の変更も可能ですが、半角英数必須で使える記号に制約があります。
スキャン画面になり、しばらく待っているとこのページが表示されます。
この状態になったら、
“Yes.Continue with the build process!”
にチェックを入れて、Buildをクリックです。
ファイルが作成されるので、InstallerとArchiveの両方のファイルをダウンロードしましょう。
サーバーにログインしてデーターベースを作成
ここまで来たら、サーバーにログインしてデーターベースを作成します。
作成方法はエックスサーバーのマニュアルにありますのでこちらを参考にしてください。
「2.データベースの作成」の内容が該当する項目です。
ダウンロードしたファイルをサーバーにアップロード
アップロードするファイルは、先程ダウンロードしたInstallerとArchiveの両方のファイルです。
アップロードする方法は、FTPソフトを使用します。
私のPCはMacなのでFileZillaを使っています。
Windowsの方もFileZillaは使用可能です。
フリーソフト(無料)なのが嬉しいですね。

FileZillaの設定項目とアップロード先はエックサーバーにマニュアルがありました。
マニュアルで言うと、アップロード先は下記のディレクトリ(フォルダ)の中です。
/ドメイン/public_html/
アップロードしたファイルにアクセスしてインストーラーを起動
http://ドメイン/installer.phpにアクセスします。
ここでアクセスする際は、/public_html/を入れなくても大丈夫です。(エックスサーバーの場合)
この画面が起動したら、“Create New Database”が起動している状態でエックスサーバーに作成したデーターベースの情報を入力します。
Test Connectionで接続確認をおこなってみましょう。
入力した内容に問題無ければ、この画面が表示されます。
“I have read all warnings & notices”にチェックを入れ、”Run Deployment”をクリックします。
テンプレートで作成した情報が、”New Settings”で新たに作られたことを意味する画面です。
“Run Update”をクリック。
この画面が出たら、”Security Cleanup”をクリックして、installer.php(アップロードしたフィアル)を削除します。
“Security Cleanup”をクリックしたリンク先で、”Delete Reserved Files”を選択しましょう。
不要なファイルはサーバーの中に残っていない方が良いです。
これで完了☆
お疲れ様でした。
初めてだと難しそうに感じますが、やってみるととても簡単なのでぜひぜひお試しください☆
最初のうちは1つのサイトのコンテンツの内容を濃くしてmedi8やAdSenseの審査を通したり、ユーザーのアクセス獲得に時間を掛けたりするところからスタートだと思います。
▼medi8▼
その次のステップとして、別のテーマやコンテンツでサイトを作り、量産して収益増を図ります。
収益増までには少し時間が掛かりますし、よく情報商材にあるような「3日で!」や「1ヶ月で!」は難しいですが、色々工夫してサイトを作って収益を増やしていくところに面白みがあります。
目標とそこに向かう筋道を立てることは重要です。
「エックスサーバー」「ドメイン取得」そして、“WordPress” , “Duplicator”。
強力な武器なので活用していきましょう☆
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